仙台工業団地協同組合の概要です。
仙台工業団地協同組合は、都市化の進行に伴い深刻化しつつあった公害問題及び敷地の狭隘化の解消、更に経営の近代化並びに企業体質の改善を目指し、当時の中小企業近代化資金助成法の下での工業集団化事業を目的として、仙台市内に点在していた中小の機械器具製造、金属加工およびそれらに関連する業種の企業27社により、昭和37年、仙台機械金属工業団地協同組合の名称で設立されました。
昭和38年、中小企業庁より集団化事業の指定を受け、当時見渡す限りの田園地帯であった仙台市六丁の目の現在地に土地を取得造成、工場を建設し、昭和39年より組合員各社が操業を開始いたしました。
組合設立後約50年が経過し、その間にはオイルショックをはじめとする度重なる不況にも見舞われ、組合員企業の脱退も数多く経験いたしましたが、組合員企業の更なる発展と組合運営のより一層の安定、並びに従業員の福利厚生の為、多くの共同事業に力を注いでまいりました。そして設立30年の節目の折には工業団地のさらなる発展を願い、名称を仙台工業団地協同組合と改め、より多くの業種への対応を目指しております。
移転当初は水田ばかりであった当工業団地周辺も開発が進み、都市として変貌を遂げつつあります。周辺の開発に対処するためにも、長期的な展望の下での新たな将来計画の作成が急務となっております。
出資金* | 25,321千円 | |
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団地総面積 | ||
組合員数* | 15社 | |
組合員業種 | 機械器具製造業、卸売業、金属製品製造業、小売業、電気機械器具製造業、鍍金業、鉄鋼業、金属熱処理業、木材・木製品製造業、建設業(家具を除く) | |
従業員数* | 350名 | |
役員* | 理事長 | 熊谷 茂一(東北ボーリング 株式会社) |
専務理事 | 塚本 康治(東工業 株式会社) | |
常務理事 | 安藤 仁司(凌和電子 株式会社) | |
事務局責任者 | 事務局長 | 渡辺 一巳 |
主な共同事業 |
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主な共同施設 |
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関連団体 |
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*令和6年6月現在
昭和36年12月 | 仙台南鉄鋼懇話会に機械金属製造有志による集団化計画委員会発足 |
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昭和37年5月 | 『仙台機械金属工業団地協同組合』設立認可 |
昭和39年10月 | 共同倉庫完成 |
昭和40年2月 | 組合事務所及び独身寮完成 |
昭和41年3月 | 第2次工場移転完了 |
昭和41年10月 | 団地完成落成式 |
昭和50年4月 | 第2共同倉庫完成 |
昭和50年11月 | 市長より宮城県中小企業団体中央会20周年記念表彰 |
昭和51年9月 | 第3共同倉庫完成 |
昭和52年12月 | プロパン・機材共同購入開始 |
昭和54年7月 | 市長より中小企業協同組合法施行30周年記念表彰 |
昭和55年8月 | 熔材関係共同購入開始 |
昭和56年11月 | 中小企業事業団より表彰 |
昭和58年6月 | 切手・印紙等売捌き業務開始 |
昭和59年3月 | 設立20周年記念式典実施 |
平成元年9月 | 県知事より表彰 |
平成3年4月 | 名称を『仙台工業団地協同組合』に変更 |
平成4年10月 | 設立30周年記念式典実施 |
平成11年2月 | 新共同宿舎『フォレストはくさん』完成 |
平成14年9月 | 設立40周年記念式典実施 |
平成20年4月 | 団地移転準備委員会発足 |
平成24年10月 | 設立50周年記念式典実施 |
令和2年5月 | 『仙台市六丁の目元町・六丁目土地区画整理組合』設立認可 |
令和3年8月 | 仙台市若林区六丁目地区の造成開始 |
令和4年4月 | 仙台市若林区六丁目地区の造成完了 |
令和5年3月 | 組合会館完成 |
令和5年4月 | 事務所移転 |
令和5年5月 | 仙台工業団地 ~ 地下鉄東西線 荒井駅間 通勤バス運行開始 |